各種症状 子供に多い症状

各種症状 大人のケガ

肘内障

肘内障は小児における肘の外傷(ケガ)の中で最も頻度の高い疾患です。

2~6歳に多く、再発を繰り返す事があります。

よく手がぬけたと表現されます。

原因が、はっきりしていれば、その日で治療が終われます。

整復が出来ていれば、バンザイが出来る様になります。

( サポーター・テーピング等の補強材を使う必要はありません )

 

 

※転倒して手をついたなどの原因の場合は、骨折の疑いがある為、

   レントゲン検査を行った方が安心でしょう。

 ( 特に腫れ、変形、内出血等が現れた場合 )

症状 ※腕を動かそうとすると痛くなり泣く
※腕をだらりと下げる
※腕を全く動かそうとしない
   肘内障は骨折と違って腫れが無く、レントゲン検査でも異常は認めません。
原因 親や友達に手を引っ張られる事です。
何度か繰り返した事があれば、ちょっとした事で脱臼する事もあります。

※整復されたのに、手を上げない事があります。

   帰宅後に「バンザイして」「手を上にして」など言わずに、生活の中で手を使っているか確認してみて

   下さい。

   数時間、遊んでいる所をみていたけど、手を使わない、手を上げないようなら、完全に整復がされてい 

   ない可能性もあります。

   しっかり、観察してみて下さい。

運動障害

アスリートの方や学生さんは、肘関節、肩関節、腰、膝関節、足関節に痛みを訴えます。

( 着地に衝撃がかかるスポーツ、同じ動作を繰り返し行うスポーツなど )



 症状にもよりますが基本的にはRICE処置を施します。

※ RICEとは休息(Rest)冷却(Ice)圧迫(Compression)挙上(Elevation)


「今週は試合が・・・」「練習を休めないんだけど・・・」という選手の方、沢山いるはずです。

安静にしていれば治っていく症状が多いですが、アスリートの方、学生さんが求めている事は怪我をした

状態でもベストに近いプレーをする事、悔いなく競技を終えたいと思っています。

私自身もケガに苦しんだ経験があるので、気持ちは分かります。

 

でも・・・本心は、『将来があるので、無理しないで下さい』と言いたいです。

特に小学生のアスリートは、基本をしっかりしていれば良いと思います。  

当院では、特殊治療として微弱電流を使用しています。

併用してKTテープ、症状にあったサポーターをお勧めします。

 

運動後にはアイシング、ストレッチを忘れずに行いましょう。 

ケガをしやすい原因

※基礎体力 ※正しい姿勢・フォーム
※筋力不足 ※筋力のバランス
※筋力の左右差 ※柔軟性
※ウォーミングアップ不足 ※疲労の蓄積
※ストレッチ不足 ※偏平足
※ハイアーチ ※内反足
※外反足 ※O脚
※X脚 など  

下半身のケアも大事です。

【ケガの予防方法】

  痛みのない方 痛みのある方
ストレッチ

練習前に入念に行い、柔軟性のある

筋肉の状態にします

少しでも痛みがある方は、痛みが出る手前までにして下さい

ウォーミングアップ

軽めのランニングなどで、体を温めます

日々の調子を確認して、今日はどのくらいの力で練習が出来るか確かめます

(無理せず、徐々にアップします)

野球なら近くからのキャッチボール、サッカーなら軽めのパスや横の動きなど

 

フォーム

 

張りがでたり、痛みがある状態で練習すると筋肉、関節、腱などへの負担が大きくなるので、注意が必要です

テーピングやサポーターで補強する事をお勧めします

症状が落ち着いたら、フォームチェックが良いと思います

監督・同級生にフォームの確認をしてもらったり、今だとスマートフォンなどで動画を撮り自分でチェックするのも良いでしょう

練習後のクールダウン

運動後に行う軽いランニングやストレッチが必要です

疲労をためない様にします

(アイスバッグなどで冷やし帰宅後、お風呂で温めて下さい)

栄養管理

食事で必要な栄養を摂る事により、筋力を高め、バランスのとれた筋肉をつくり、柔軟性を高めてくれます

コラーゲン・ビタミンC・カルシウム ・タンパク質

簡単に言うとバランスの摂れた食事を三食、しっかり食べれていれば良いです

十分な食事が摂れない栄養がかたよると損傷した組織はなかなか回復しません

学生の方までは、親御さんの協力が必要です

休息

しっかり、睡眠をとって下さい

寝不足で、激しい運動は危険

7~8時間は必要かも!

痛めている所に負担をかけないように休みます

腰なら横向き、右肩なら右を上に横向き

体が疲れている状態で、運動を重ねると疲労と負担が蓄積してケガをします

その日の疲れは、その日のうちにとりましょう!

【どの程度から始めたらいいのか悩んでいる方】

アスリート・一般の方がケガをされた時

症状にもよりますが、まずは軽めのメニューからです

運動、トレーニング、作業など

軽症

※まず、軽めの事から少しずつ行って下さい

※痛めている箇所が、運動中、トレーニング中、作業中に痛む場合は中止して下さい

痛めている箇所が、運動後、トレーニング後、作業後に痛む場合は、その日の運動    量以下にして下さい (痛みが増した場合は、次の日から中止して下さい)

※次の朝、起きて痛みが現れるようなら、前日の運動量以下にして下さい

 (痛みが強くなった場合は、中止して下さい)

 

※運動中、運動後、次の日に痛みを感じなければ、徐々に運動量を増やして下さい

 (トレーニング・作業も同じです)

中等度

重度

※症状が落ち着くまで、安静にしてリハビリ開始時を担当医に聞いて下さい

※ 痛み・違和感が残っている状態で、練習をするとフォームが崩れ、他の箇所に痛み・違和感が現れやす

    いです。

   (スマホなどで、撮影してフォームチェックできますね!)


指痛

【突き指

衝撃が指に加わってしまう事

スポーツ外傷の中で最も頻度が高いもののひとつです。

指の関節の捻挫(靭帯断裂を含む)骨折・脱臼・腱断裂・ 打撲などが含まれます。

症状

※変形している

※指が曲がりにくい

※指を伸ばしにくい

※関節がぐらぐらする

※腫れている

※内出血がみられる(手のひら側は要注意) 

原因

※ボール等で突く

※転倒して指を突く 

【掌側板損傷

指が過伸展(反る)された時に起こる

スポーツ外傷の中でも比較的多いケガです

掌側板という第二関節の屈曲側についている軟骨の損傷です

症状

※手の平側の内出血

※指が曲がりにくい

※指を伸ばしにくい

※小さな剥離骨折を伴う事もある

※単なる突き指と思われ放置されやすい

※しっかり治さないと指が十分に曲がらなくなる事がある

原因

※比較的大きなボール等で突く(指が過伸展<反る>)

【骨端線損傷

少年期の16歳前後まで発症します

骨よりも軟骨の方が弱い為、骨の部分で折れずに成長軟骨の部分で折れます

転位(ずれ)のないもの・転位があるものがあります

症状

※痛み

※腫れ

※変形

※運動制限

原因

※軽い外力(ケガ)

※球技等で球を受けそこなう

※転倒

※滑って捻る(足)

処置

軽度

※包帯・テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※包帯・固定材料等使用

※心臓より高くして安静が必要

※骨折等の疑いがあれば、応急処置を行い、紹介状をお渡しいたします

肘痛

テニス肘

外側に痛みがあらわれる(出っ張った骨・手首までの筋肉) 

( ゴルフ肘、野球肘の腱鞘炎と同じメカニズム )

※ レントゲンで骨には、異常なしと言われる事が多いです

症状

※雑巾・タオルを絞る

※ほうきをはく

※ビールをつぐ

※車のハンドルをまわす

※荷物を持つ

※ドアの取っ手を回す

※肘を伸ばして物を取る時
※握力低下

原因 ※手指・手首の過度の運動で肘の腱に衝撃が伝わり疲労が蓄積・炎症をおこす
※使いすぎ

野球肘

投球による肘の障害を総称して「野球肘」と言い10歳から16歳の少年野球選手の30~40%が経験

痛みは、約90%以上が内側に起ります。

症状 ※投球動作時に痛い
※握力低下
原因 ※バランスの悪い投球フォーム、投球動作のくり返しにより負担
※使いすぎ
   成長過程で負担のかけすぎは上腕骨の内側の骨端線に剥離(はくり)などの障害があ      らわれる

離断性骨軟骨炎

関節の中に軟骨が剥がれ落ちてしまいます(成長期の学生に多く発症します)

初期のレントゲンでは見つからず、見逃される事が多い疾患なのでMRIによる検査が必要です

成長期前半に起こる内側型と成長期後半に多く認められる外側型があります

症状

※投球時に激痛
※投球後に激痛

※関節内に、はまり込み曲げ伸ばしが困難になる(ロッキング)

※内側型=治療を行いながら投球も可能

※外側型=初期では投球動作を禁止

※「透亮期 ( とうりょうき ) 」=投球時に肘の内側や外側が痛み、肘の内側や外側を      押すと痛みますが、投球を休めば痛みは無くなる

※「分離期 ( ぶんりき )」=投球のたびに肘に痛みが出て、肘の曲がりや伸びが悪く        なる

※「遊離期 ( ゆうりき )」=関節内に落ちた遊離体が、関節の間に挟まって突然肘が        動かなくなり強い痛みがある

原因

※不適当なフォーム(上肢の力に頼っている)

※投球数の増加

※下肢、体幹、上肢の柔軟性が低い

※インナー・アウターマッスルの筋力低下

※ストレッチ不足

処置

軽度

※バンド・テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※包帯・固定材料等使用

※骨折等の疑いがあれば、応急処置を行い、紹介状をお渡しいたします

握力計標準値

痛みが強くなれば、握力が低下します。

参考にして下さい(多少の違いはあります)

 

平成25年以降、以前より握力も強くなっています。

年齢 男子 女子
5才 6.5kg 6.0kg
7才 11.0kg(11.1kg 9.0kg (10.3kg
10才 16.0kg(17.3kg 14.0kg(16.5kg
13才 27.0kg(29.9kg 19.0kg(24.3kg
15才 35.0kg(38.6kg 26.0kg(25.6kg
17才 42.0kg(43.1kg 27.0kg(26.7kg
20 45.0kg(46.1kg 28.0kg(28.0kg
23才 46.0kg(47.3kg 29.5kg(28.2kg
25才 46.5kg(47.0kg 29.0kg(28.4kg
27才 46.5kg(47.5kg 29.0kg(28.4kg
28~30才 46.0kg(48.0kg 28.5kg(28.6kg
31~40才 46.0kg(47.3kg 27.0kg(29.4kg
41~50才 43.5kg(46.8kg 25.0kg(29.3kg

膝痛・周辺部痛

関節水腫(水が溜まる)

全てのスポーツに当てはまります。

特に、スキー・スケート・球技・格闘技などなど。

膝に大きな衝撃が加わることで軟骨・骨・靭帯の損傷を起こします。

ケガの場合は、血液が混ざる事もあります。

子供から大人まで (子供の場合は、中高生のアスリートに多いです)

症状

※膝の腫れや痛み

※膝が重く、膝周辺が押すと何か入っている感じがする

※完全に膝を伸ばせず、曲げられない

※歩行困難

原因

※ジャンプの着地時

※踏み込んだ時

※人とぶつかった時

※踏み外した時

肉離れ

筋損傷で自分の筋力の力によって起こる怪我

筋肉に急激な強い張力が作用して、筋線維の一部や筋膜に損傷

『プチッ』という音や筋肉が切れた感覚を受けることもある

症状

※I度は歩行可能、ランニング時に痛い                (受傷筋のくぼみは、ほとんど

                                                                      ない)


※II度は歩行は困難で、ランニングなどは不可能 (受傷筋にくぼみが確認される

                                                                      事がある内出血あり)

 

※III度は歩行、立位が不可能           (受傷筋にくぼみ・内出血・                                                                               手術適応になる事がある)

原因 ※筋力不足
※筋力の左右差
※筋の柔軟性
※ウォーミングアップの不足
※筋の疲労
※技術の未熟
※天候の変動(低温、高温など)

鵞足炎( がそくえん )

陸上競技やサッカーの選手に多く、ランニング動作で脚を後ろに蹴り出す時やサッカーのキックで蹴り出した脚を減速させる時などに、過度の負荷がかかる膝の内側の鵞足(がそく)部から大腿屈筋群(膝を曲げるときに使う筋肉で大腿部の後ろの筋肉)にかけて痛む縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はっきん)、半腱様筋(はんけんようきん)という筋肉が一束になって、すねの内側につきます。

症状 ※運動をすると、膝の内側、お皿のやや下の部分が痛い
※ゴリゴリした感じや、腫れをともなう事がある
※膝の内側、膝裏の内側が痛い
原因 ※ウォーミングアップ不足
※急に長い距離を走ったり使いすぎ
※X脚(膝をまっすぐにそろえて立つと足首の内側にすき間ができる)
※回内足(着地時に足が外がえしになる)
※骨格異常や練習場所(アスファルト、坂など)

半月板

膝関節内にある半月状(実際には三日月の様な形)の線維状軟骨で、クッションの役割を果たしている軟骨膝の内側と外側にあり、痛む所が違います。

症状 ※全力で走ったり、ジャンプしたり、強く踏ん張った時だけ痛い
※走っている時に痛い
※日常生活動作で痛い
※痛みがあり、ひっかかり又、水(関節液)が溜まる事がある
原因 ※運動中のジャンプ着地時や高所から飛び降りるような衝撃を受けた時
※膝をひねった時

ジャンパー膝

バレーボール、バスケットボール、ハンドボールなどジャンプをするスポーツ種目で、繰り返しの動作が多いと痛めやすい。

痛みの部位は膝蓋骨のすぐ下(膝蓋靭帯炎ともいう)すぐ上(大腿四頭筋腱炎ともいう)

多くは成長期以降(15歳以上)に発症します。

症状 ※スポーツ開始直後に膝蓋骨のすぐ下(またはすぐ上)が痛い
※ジャンプ、ダッシュの動作で痛い
※ジャンプでは踏み切りよりも着地で強く痛い
原因 ※ジャンプやキック、急激なストップ動作を繰り返す事が多い

オスグッド・シュラッター病

成長期の子供におこりやすく、膝のお皿(膝蓋骨)の少し下の骨の出っ張り(脛骨粗面)に痛みや腫れを起こす。

バスケットボール、サッカー、バレーボール、野球などのクラブ活動をしている10~15歳前後の男子に多く発症します。

症状

※押さえたり、ふれると痛い

※走ると痛い
※ジャンプすると痛い
※ボールを蹴るなどの運動時に痛い
※正座して床に膝をつくと強い

原因 ※ジャンパー膝と同様
※サッカーでボールを蹴ると痛い
※バレーボールで、膝の曲げ伸ばしを繰り返すと痛い
※膝下(脛骨粗面)が腫れて突出している

腸脛靭帯炎

ランニングによって起こる疾患の1つで、長距離ランナーに多発する事より「ランナー膝」とも呼ばれています。

膝にO脚を認める人や走行時に足の回内を強めて走る人、腸脛靭帯の緊張の強い人に現れます。

子供から大人まで(特にアスリートに多いです)

症状 ※運動時に膝の大腿外側上顆部の痛み
※膝の外側に緊張、違和感がある
※痛みで走れない状態になるが、休むと楽になる、しかし再び練習再開すると痛み    がでてくる
※重症の場合は膝を伸展位で歩行するようになる
原因 ※O脚
※ウォーミングアップ不足
※ランニングシューズの型を変えたり傾斜のある場所を走りすぎたりする(側溝の    傾斜も注意
※急な練習メニューの増加

処置

軽度

※テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

※関節水腫(水が溜まる)の場合は、スポンジ等の圧迫で改善されます

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング・スポンジ・包帯で固定

※半月板損傷等で検査の必要性がある場合は、紹介状をお渡しいたします

※関節水腫(水が溜まる)で、歩行困難(試合などが近い場合)な時は、病院等で

   抜いてもらい、2日程安静、症状が落ち着いたら軽めの筋トレ、徐々に練習量を

 増やしていけば早めに復帰できます

(他の損傷が無い事が条件で、テーピング、サポーターを使用すると不安が少なく

 なります)

足痛

踵骨骨端炎

ランニングやジャンプなどの際にアキレス腱や足底腱膜の牽引力によって、踵骨骨端部(かかとの軟骨部)が炎症を起こして痛みを引き起こす。

外傷(打撲など)をきっかけに発症する事もある。

男子に多く、女子の2倍の頻度。

男の子では7~8歳で、女の子では4~7歳で骨端核が出現し、15~17歳に骨端線が閉鎖

特に10歳前後によく認められます。

症状 ※ランニング中に痛い
※ジャンプ着地時に痛い
※歩行中に痛い
※体重負荷時に痛い
※運動後の踵(かかと)が痛い
※悪化すると痛みの為に踵がつけられず、つま先立ちで歩行するようになる
原因 ※連続したジャンプや踏み込みの多いスポーツ
※階段の上り降り
※過度の衝撃

踵骨骨折

あらゆる年齢層に起きます。

若年層に多く、比較的男性に多いです。

症状 ※踵(かかと)が痛くて着けられない
つま先立ちで歩行するようになる (歩行困難)
※腫れる
※押されると激痛
※皮下出血
※変形
原因

※高所より飛び降りて
※高所より転落

※強い衝撃を踵(かかと)にうけて

足底筋膜炎

足の裏や踵(かかと)が突然痛くなります。

足の裏に膜のように張っている腱組織・筋膜に炎症、小さな断裂を起こして痛みが現れます。

40~60歳代のアスリートにも多くみられます。

症状

※ 起き上がる時に足の裏や踵(かかと)に痛みを感じる

※ 座っていて立ち上がった時に痛みを感じる

※ 歩くと踵(かかと)が痛い

※ 歩くと土踏まずが痛い

※ 足の裏が痛い

※ 布団から出る一歩目が痛い

※ 急に歩いた時に痛い

原因

※ 高所より飛び降りて

※ 体重増加

※ 偏平足・ハイアーチ

※ 疲労が蓄積している

※ 足底筋膜が硬くなっている

※ 足の裏に強い衝撃をうけた

予防

※ ストレッチ「痛みがでないように」(大腿部前面・後面、ふくらはぎ・下腿の前面)

※ インソール

※ 運動後のアイシング

※ 入浴時に温める

有痛性外脛骨

足関節の内くるぶし前下方にある過剰骨(普通にはない余分な骨)で、日本人の10~26%くらいの頻度で存在外脛骨が存在しても痛みがない場合もある

レントゲン検査は8~9歳頃に確認出来ます。

症状 ※足の内側に腫れ
※押した時に痛い
※運動時痛で、足全体のだるさ
原因 ※スポーツによる使いすぎ
 (小学校高学年から中学生に起こりやすく女子に多い )
※偏平足ぎみの人は体重がより内側にかかり痛みが出やすい
※シューズによる圧迫
※捻挫などの外傷が引き金

シンスプリント( 脛骨過労性骨膜炎 )

ランニングやジャンプ、ダッシュなどを繰り返すスポーツ活動によって発生する下腿中央から下部にかけての内側の痛み。陸上競技やバスッケトボール、バレーボールなどの選手に多い。

疲労性骨膜炎とも言われ、骨そのものには異常はありませんが進行すると歩行時にも痛みが出現します。

症状 ※陸上競技の選手などがランニング中に下腿に痛みがある
※すねの内側、くるぶしから10cmぐらい上の脛骨周辺部を押すと痛い
原因 ※急激に練習量が増えた(走りすぎ)
※スピードトレーニングを行なった
※ふくらはぎのストレッチング、下腿の筋力トレーニング不足
※ランニングシューズのクッション、衝撃吸収性が悪い
※舗装路など硬い路面でのランニング
※扁平足

アキレス腱炎

急に運動を始めたり、久しぶりにスポーツをしたりすると、アキレス腱に沿った部分に痛みが出る

アキレス腱を包んでいる腱の膜、その周囲の組織などが使いすぎて炎症を起している状態。

症状

※全力で走ったり、ジャンプしたり、強く踏ん張った時だけ痛い
※走っている時に痛い
※日常生活動作で痛い
※アキレス腱自体が硬くなっており、押すと痛い
※アキレス腱を伸ばす動作で痛い

※腫れている

原因 ※練習量が増えた
※ランニングシューズのクッション、衝撃吸収性が悪い

【足首の外側の捻挫

関節の可動域(運動範囲)を超えて外力が及んだ時に、関節内外の靭帯・筋・腱・関節包等の軟部組織が損傷します。

足首を内側に強く捻った時に、内反捻挫を起こします。

症状

※捻ると痛い
※押すと痛い
※腫れている

※内出血

※歩いても痛い

※足に体重をかけると痛い

原因

※運動中の着地時

※ヒールのついた靴からくる不安性

※足を滑らせた時

足首の内側の捻挫

内返し捻挫と比較して非常に頻度は低く、足首を外側に強く捻った時に、外反捻挫を起こします。

大半が重度の捻挫障害になりやすい(剥離骨折などを伴う事もある)

足関節の固定を行なう三角靭帯が頑丈で、外反捻挫を起こしにくい構造となっている為です。

症状

※捻ると痛い

※押すと痛い

※内側が腫れている

※内側に内出血

※歩いても痛い

※足に体重をかけると痛い

原因

※外反偏平足による不安定性

※接触によって発生

※交通事故などによる

処置

軽度

※テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング・包帯・固定材料等使用

※骨折等の疑いがあれば応急処置を行い、紹介状をお渡しいたします

腰痛

筋膜性腰痛

腰を支える筋肉や靭帯などの緊張や疲労による

症状

※重い

※だるい

※動作時に痛い

※熱があり腫れている

※2~3日で症状が楽になる

原因

※身長の急速な伸びに筋肉の成長が追いつかない

※過度に腰を捻ったり反る運動している

※筋肉のバランス

※スポーツなどによる筋肉疲労

※日頃の悪い姿勢

※下腿部の柔軟性の低下

※ストレッチ不足

分離症・分離すべり症(疲労骨折)

小・中学校でのスポーツを盛んにする時期が最も多い(13~14歳の男子の発症が多い)

数年経って痛みなどが出始め、診察を受けると『学生の頃、腰椎分離症をされていましたね!』と

言われる事があります

レントゲンでは発見できにくいです(MRI検査が必要)

※ 体にフィットしたコルセットを行い、痛みがなくなれば運動(トレーニング)を開始して下さい

  (分離が癒合するまで、運動量を減らす必要があります)「担当医に、ご相談して下さい」

症状

※自覚症状が無いケースが多い

※1~2週間、痛みを訴える

※痛みが酷くない為、一時的に痛みがとれる

※腰を反った時や捻った時に痛みが増強するのが特徴

※腰部痛・臀部痛・大腿外側の鈍い痛み(重苦しい、だるい)

原因

※子供の頃に過激なスポーツを行っている

※過度な練習量に耐えられない腰椎周りの筋力不足

※スポーツなどで繰り返し運動が多い

※腰を反ったり、捻ったりが多いスポーツをしている(野球・サッカー・バレーボー    ル・バスケットボール・柔道・ラグビーなど)

処置

軽度

※テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング使用・コルセットの指導

※ヘルニア等で検査の必要がある場合は、紹介状をお渡しいたします

頚痛

 【環軸関節回旋位固定】  (かんじくかんせつかいせんいこてい)

首が左右どちらかに傾いていたり、傾いたまま動かせなくなる

斜頚(しゃけい)と呼ばれます

軸椎と環椎が回旋して、顔の左右の回転運動を行います

症状が現れた場合は、環軸関節が亜脱臼をして、ロックがかかっている状態になります

まず、安静

一週間以上経っても良くならない場合は、軽い牽引療法を行います

症状

※急に首が回らなくなって、顔が斜めに向いてしまうような状態

※朝起きて寝違いかなと思っていたら首が動かせない

※無理に動かそうとすると痛い 

原因

※発達しきっていない小さい子供に多い

※外傷

※風邪でリンパ腺が腫れた時

※原因不明

【ストレートネック

前方向に弯曲しているはずの頚椎が、姿勢の崩れや慢性的な疲労の負荷によって文字通り

『まっすぐ』な状態

学生さんにも増えています

症状

※肩こり

※頭痛

※首コリ

※吐き気

※腕や手のシビレ

※めまい等

原因

※不良姿勢

※猫背

※パソコン

※スマートフォン

※1日8時間以上のデスクワーク

※下半身のバランスが悪い

【自分でできる検査法】

※ 壁を背にして気を付けの姿勢で立つ

※ かかと・お尻・肩甲骨・後頭部を壁につける

※ 楽な姿勢で、自然にすべての箇所が壁についていれば大丈夫です

処置

軽度

※テーピング使用

※肩甲骨を動かす体操指導

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング・頸椎カラー等使用

肩痛

リトルリーグショルダー

少年期の代表的な野球による肩関節障害 (少年野球肩)

特にピッチャーに多くみられ、投球時に肩へ痛みが現れる

骨端軟骨層が閉鎖するまでの8~15歳

成長期の為、完全に骨が出来上がっていないので、軟骨部分が弱く度重なるストレスに負けてしまいます

(レントゲンでは上腕骨近位骨端線の離開が確認されます)

症状

※投球動作時における肩の痛み

※痛みは一定方向のみではなく様々な動きにより現れる

※関節の動きに違和感がある

※柔らかくなっている軟骨組織がずれて腕が短くなる

原因

※無理な体勢やストレスのかかる投球動作

※骨格が出来上がっていない幼少期の子供が無理をする 

※オーバースローをする競技にも見られる傾向にある

   ( 野球・アメフト・ハンドボール )

処置

軽度

※テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング・包帯等使用

※骨折、脱臼等で検査の必要がある場合は、紹介状をお渡しいたします。

大人のケガ

【椎間関節症

ギックリ腰と呼ばれる、急性腰痛の中で、腰椎椎間関節捻挫は、最も代表的です

症状

※ぎっくり腰と同じで、腰から殿部にかけての痛み

※体を反らすと痛い

※捻ると痛い

※仰向けで寝ると腰が浮いた感じがして痛い

※立っていると痛い

※歩くと痛い

原因

※中腰で物を持ち上げる

※無理な体勢で作業

※疲労が蓄積している状態での動作

処置

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング等使用

※数日間、コルセット装着指導(症状軽減で、トレーニング開始)

※日頃の姿勢、ストレッチを指導

椎間板ヘルニア

クッションの役目をする椎間板の一部が変形脱出し、神経が圧迫され痛みをひき起こす疾患です

症状

※腰や殿部から脚の痛み

※足先に走る痛み、シビレ

※歩行が困難

※立っている時より座っている方が痛い

※咳やくしゃみでも痛い

※急性期では、かばう様に手を腰にあて、上体をかがめて片側の膝を曲げて歩く

※間欠性跛行(歩くと足に痛みやシビレが現れ、休憩を必要とする状態)

原因

※無理な体勢での作業

※疲労が蓄積している状態での動作

※喫煙

※遺伝(同一家系内に発症しやすい)

※仕事上のストレス

処置

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング等使用

※数日間、コルセット装着指導(症状軽減で、トレーニング開始)

※日頃の姿勢、ストレッチを指導

 

ひと言

※椎間板の状態によりますが、ヘルニアの大半は、治療をすれば楽になっていきます

 飛び出ている状態は回復に向かいますが、潰れている状態では回復しにくいという事です

 分かりやすく言うと、饅頭を手で握った時に指の間から飛び出る状態は回復するが、饅頭を落とした

 時に潰れる状態は難しいです

【アキレス腱断裂

下腿三頭筋が強く収縮することにより、直接加わった外部からの力や伸ばしすぎによる断裂もあります。

断裂時に「バチッ」という音がする事もある。

日頃から痛み、違和感を感じているなら注意が必要です。

症状

※押すと痛い

※数時間後に腫れている

※アキレス腱に、くぼみがある(時間が経過すると、くぼみが消失)

※歩行や足首を底屈する(足底側に曲げる)ことは可能

※つま先立ちができない

原因

※20代のアスリートから一般の方が急にスポーツをした時

※踏み込み動作

※ジャンプの着地

※高い所から転落

※瞬発的な動作

※運動前後のストレッチ不足

※練習の積み重ねによる疲労

処置

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※患部を冷やす

※固定を行う

保存療法(手術をしない)

ギプス固定   固定期間   6週~ スポーツ復帰 7ヵ月から 再断裂可能性 20%未満

                                3週間後に角度をかえて固定を行う

                                5週からは、ヒールをつけて全荷重可能になります

固定除去後は、筋力低下、柔軟性低下しているので、徐々に筋力の強化していきます

(現在は、2週間でリハビリを始め早期運動療法を行うところもあります)

負傷して時間が経ってしまっている場合は、手術の方がいいかも!!

片足で、つま先立ちが数十回できるようになっていれば、競技復帰が可能です

※手術療法の場合、数日後には歩行訓練行い、再断裂可能性も、3%未満です

ばね指(弾発指)

指を曲げる腱が使いすぎによって炎症を起こしたもの (腱の鞘が狭くなり 腱が引っかかるようになる)

 

症状

※ひどいときは動かなくなる

※指の付け根に痛みがでる

※母指が多い

※腱がひっかかり関節が伸びない

※伸ばす時に、クリッとなって伸びる

原因

※指の使いすぎで、屈筋腱の腱鞘炎になる

処置

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング等を使用

 

※女性の方、仕事上で補強材を使っての作業ができない方は、回復に日数がかかります

 数ヵ月治療したが、症状に変化がない場合は、病院にて注射もしくは手術をお勧めします

 その際は、紹介状をお渡しします