子供に多い症状B

膝痛・周辺部痛

関節水腫(水が溜まる)】

全てのスポーツに当てはまります

特に、スキー・スケート・球技・格闘技などなど

膝に大きな衝撃が加わることで軟骨・骨・靭帯の損傷を起こします

ケガの場合は、血液が混ざる事もあります

子供から大人まで (子供の場合は、中高生のアスリートに多いです)

症状

※膝の腫れや痛み

※膝が重く、膝周辺が押すと何か入っている感じがする

※完全に膝を伸ばせず、曲げられない

※歩行困難

原因

※ジャンプの着地時

※踏み込んだ時

※人とぶつかった時

※踏み外した時

 

 

【肉離れ】

筋損傷で自分の筋力の力によって起こる怪我

筋肉に急激な強い張力が作用して、筋線維の一部や筋膜に損傷

『プチッ』という音や筋肉が切れた感覚を受けることもある

症状

※I度は歩行可能、ランニング時に痛い (受傷筋のくぼみは、ほとんどない)

※II度は歩行は困難で、ランニングなどは不可能 (受傷筋にくぼみが確認される事がある内出血あり)

※III度は歩行、立位が不可能(受傷筋にくぼみ・内出血・  手術適応になる事がある)

原因 ※筋力不足
※筋力の左右差
※筋の柔軟性
※ウォーミングアップの不足
※筋の疲労
※技術の未熟
※天候の変動(低温、高温など)

 

 

【鵞足炎(がそくえん)】

陸上競技やサッカーの選手に多く、ランニング動作で脚を後ろに蹴り出す時やサッカーのキックで蹴り出した脚を減速させる時などに、過度の負荷がかかる膝の内側の鵞足(がそく)部から大腿屈筋群(膝を曲げるときに使う筋肉で大腿部の後ろの筋肉)にかけて痛む縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はっきん)、半腱様筋(はんけんようきん)という筋肉が一束になって、すねの内側につきます

症状 ※運動をすると、膝の内側、お皿のやや下の部分が痛い
※ゴリゴリした感じや、腫れをともなう事がある
※膝の内側、膝裏の内側が痛い
原因 ※ウォーミングアップ不足
※急に長い距離を走ったり使いすぎ
※X脚(膝をまっすぐにそろえて立つと足首の内側にすき間ができる)
※回内足(着地時に足が外がえしになる)
※骨格異常や練習場所(アスファルト、坂など)

 

 

【半月板】

膝関節内にある半月状(実際には三日月の様な形)の線維状軟骨で、クッションの役割を果たしている軟骨膝の内側と外側にあり、痛む所が違います。

症状 ※全力で走ったり、ジャンプしたり、強く踏ん張った時だけ痛い
※走っている時に痛い
※日常生活動作で痛い
※痛みがあり、ひっかかり又、水(関節液)が溜まる事がある
原因 ※運動中のジャンプ着地時や高所から飛び降りるような衝撃を受けた時
※膝をひねった時

 

 

【ジャンパー膝】

バレーボール、バスケットボール、ハンドボールなどジャンプをするスポーツ種目で、繰り返しの動作が多いと痛めやすい

痛みの部位は膝蓋骨のすぐ下(膝蓋靭帯炎ともいう)すぐ上(大腿四頭筋腱炎ともいう)

多くは成長期以降(15歳以上)に発症します

症状 ※スポーツ開始直後に膝蓋骨のすぐ下(またはすぐ上)が痛い
※ジャンプ、ダッシュの動作で痛い
※ジャンプでは踏み切りよりも着地で強く痛い
原因 ※ジャンプやキック、急激なストップ動作を繰り返す事が多い

 

 

【オスグット・シュラッター病】

成長期の子供におこりやすく、膝のお皿(膝蓋骨)の少し下の骨の出っ張り(脛骨粗面)に痛みや腫れを起こす

バスケットボール、サッカー、バレーボール、野球などのクラブ活動をしている10~15歳前後の男子に多く発症します

症状

※押さえたり、ふれると痛い

※走ると痛い
※ジャンプすると痛い
※ボールを蹴るなどの運動時に痛い
※正座して床に膝をつくと強い

原因 ※ジャンパー膝と同様
※サッカーでボールを蹴ると痛い
※バレーボールで、膝の曲げ伸ばしを繰り返すと痛い
※膝下(脛骨粗面)が腫れて突出している

 

 

【腸脛靭帯炎】

ランニングによって起こる疾患の1つで、長距離ランナーに多発する事より「ランナー膝」とも呼ばれています

膝にO脚を認める人や走行時に足の回内を強めて走る人、腸脛靭帯の緊張の強い人に現れます

子供から大人まで(特にアスリートに多いです)

症状 ※運動時に膝の大腿外側上顆部の痛み
※膝の外側に緊張、違和感がある
※痛みで走れない状態になるが、休むと楽になる、しかし再び練習再開すると痛みがでてくる
※重症の場合は膝を伸展位で歩行するようになる
原因 ※O脚
※ウォーミングアップ不足
※ランニングシューズの型を変えたり傾斜のある場所を走りすぎたりする(側溝の傾斜も注意)
※急な練習メニューの増加

 

 

処置

軽度

※テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

※関節水腫(水が溜まる)の場合は、スポンジ等の圧迫で改善されます

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング・スポンジ・包帯で固定

※半月板損傷等で検査の必要性がある場合は、紹介状をお渡しいたします

※関節水腫(水が溜まる)で、歩行困難(試合などが近い場合)な時は、病院等で抜いてもらい、2日程安静、症状が落ち着いたら軽めの筋トレ、徐々に練習量を増やしていけば早めに復帰できます

(他の損傷が無い事が条件で、テーピング、サポーターを使用すると不安が少なくなります)


※参考にして下さい⇒患者さんの声


足痛

【踵骨骨端炎

ランニングやジャンプなどの際にアキレス腱や足底腱膜の牽引力によって、踵骨骨端部(かかとの軟骨部)が炎症を起こして痛みを引き起こす

外傷(打撲など)をきっかけに発症する事もある

男子に多く、女子の2倍の頻度

男の子では7~8歳で、女の子では4~7歳で骨端核が出現し、15~17歳に骨端線が閉鎖

特に10歳前後によく認められます

症状 ※ランニング中に痛い
※ジャンプ着地時に痛い
※歩行中に痛い
※体重負荷時に痛い
※運動後の踵(かかと)が痛い
※悪化すると痛みの為に踵がつけられず、つま先立ちで歩行するようになる
原因 ※連続したジャンプや踏み込みの多いスポーツ
※階段の上り降り
※過度の衝撃

 

 

【踵骨骨折】

あらゆる年齢層に起きます

若年層に多く、比較的男性に多いです

症状 ※踵(かかと)が痛くて着けられない
つま先立ちで歩行するようになる (歩行困難)
※腫れる
※押されると激痛
※皮下出血
※変形
原因

※高所より飛び降りて
※高所より転落

※強い衝撃を踵(かかと)にうけて

 

 

足底筋膜炎】

足の裏や踵(かかと)が突然痛くなります

足の裏に膜のように張っている腱組織・筋膜に炎症、小さな断裂を起こして痛みが現れます

40~60歳代のアスリートにも多くみられます

症状

※ 起き上がる時に足の裏や踵(かかと)に痛みを感じる

※ 座っていて立ち上がった時に痛みを感じる

※ 歩くと踵(かかと)が痛い

※ 歩くと土踏まずが痛い

※ 足の裏が痛い

※ 布団から出る一歩目が痛い

※ 急に歩いた時に痛い

原因

※ 高所より飛び降りて

※ 体重増加

※ 偏平足・ハイアーチ

※ 疲労が蓄積している

※ 足底筋膜が硬くなっている

※ 足の裏に強い衝撃をうけた

 

予防

※ ストレッチ

※ インソール

※ 運動後のアイシング

※ 入浴時に温める


【有痛性外脛骨】

足関節の内くるぶし前下方にある過剰骨(普通にはない余分な骨)で、日本人の10~26%くらいの頻度で存在外脛骨が存在しても痛みがない場合もあります

レントゲン検査は8~9歳頃に確認出来ます

症状 ※足の内側に腫れ
※押した時に痛い
※運動時痛で、足全体のだるさ
原因 ※スポーツによる使いすぎ
(小学校高学年から中学生に起こりやすく女子に多い )
※偏平足ぎみの人は体重がより内側にかかり痛みが出やすい
※シューズによる圧迫
※捻挫などの外傷が引き金

 

 

【シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)】

ンニングやジャンプ、ダッシュなどを繰り返すスポーツ活動によって発生する下腿中央から下部にかけての内側の痛み

陸上競技やバスッケトボール、バレーボールなどの選手に多い

疲労性骨膜炎とも言われ、骨そのものには異常はありませんが進行すると歩行時にも痛みが出現します

症状 ※陸上競技の選手などがランニング中に下腿に痛みがある
※すねの内側、くるぶしから10cmぐらい上の脛骨周辺部を押すと痛い
原因 ※急激に練習量が増えた(走りすぎ)
※スピードトレーニングを行なった
※ふくらはぎのストレッチング、下腿の筋力トレーニング不足
※ランニングシューズのクッション、衝撃吸収性が悪い
※舗装路など硬い路面でのランニング
※扁平足

 

 

【アキレス腱炎】

急に運動を始めたり、久しぶりにスポーツをしたりすると、アキレス腱に沿った部分に痛みが出る

アキレス腱を包んでいる腱の膜、その周囲の組織などが使いすぎて炎症を起している状態

症状

※全力で走ったり、ジャンプしたり、強く踏ん張った時だけ痛い
※走っている時に痛い
※日常生活動作で痛い
※アキレス腱自体が硬くなっており、押すと痛い
※アキレス腱を伸ばす動作で痛い

※腫れている

原因 ※練習量が増えた
※ランニングシューズのクッション、衝撃吸収性が悪い

 

 

【足首の外側の捻挫

関節の可動域(運動範囲)を超えて外力が及んだ時に、関節内外の靭帯・筋・腱・関節包等の軟部組織が損傷します

足首を内側に強く捻った時に、内反捻挫を起こします

症状

※捻ると痛い
※押すと痛い
※腫れている

※内出血

※歩いても痛い

※足に体重をかけると痛い

原因

※運動中の着地時

※ヒールのついた靴からくる不安性

※足を滑らせた時

 

 

足首の内側の捻挫】

内返し捻挫と比較して非常に頻度は低く、足首を外側に強く捻った時に、外反捻挫を起こします

大半が重度の捻挫障害になりやすい(剥離骨折などを伴う事もある)

足関節の固定を行なう三角靭帯が頑丈で、外反捻挫を起こしにくい構造となっている為です

症状

※捻ると痛い

※押すと痛い

※内側が腫れている

※内側に内出血

※歩いても痛い

※足に体重をかけると痛い

原因

※外反偏平足による不安定性

※接触によって発生

※交通事故などによる

 

 

処置

軽度

※テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング・包帯・固定材料等使用

※骨折等の疑いがあれば応急処置を行い、紹介状をお渡しいたします


※参考にして下さい⇒患者さんの声


ストレッチ

アキレス腱~大腿部(もも)後面

テレビを観ながらでも大丈夫

専用ボードがない場合は、雑誌などでも行えます(2冊~3冊)

1分間行って下さい(自分にあった角度から)

大腿部(もも)内側

息を吐きながら、ゆっくり伸ばして下さい 5秒×5回

大腿部(もも)前面

息を吐きながら、ゆっくり曲げながら大腿部を伸ばして下さい 7秒×5回


腰痛

【筋膜性腰痛】
腰を支える筋肉や靭帯などの緊張や疲労による

症状

※重い

※だるい

※動作時に痛い

※熱があり腫れている

※2~3日で症状が楽になる

原因

※身長の急速な伸びに筋肉の成長が追いつかない

※過度に腰を捻ったり反る運動している

※筋肉のバランス

※スポーツなどによる筋肉疲労

※日頃の悪い姿勢

※下腿部の柔軟性の低下

※ストレッチ不足

 

分離症・分離すべり症(疲労骨折)】

小・中学校でのスポーツを盛んにする時期が最も多い(13~14歳の男子の発症が多い)

数年経って痛みなどが出始め、診察を受けると『学生の頃、腰椎分離症をされていましたね!』と言われる事があります

レントゲンでは発見できにくいです(MRI検査が必要)

※ 体にフィットしたコルセットを行い、痛みがなくなれば運動(トレーニング)を開始して下さい

  (分離が癒合するまで、運動量を減らす必要があります)「担当医に、ご相談して下さい」

症状

※自覚症状が無いケースが多い

※1~2週間、痛みを訴える

※痛みが酷くない為、一時的に痛みがとれる

※腰を反った時や捻った時に痛みが増強するのが特徴

※腰部痛・臀部痛・大腿外側の鈍い痛み(重苦しい、だるい)

原因

※子供の頃に過激なスポーツを行っている

※過度な練習量に耐えられない腰椎周りの筋力不足

※スポーツなどで繰り返し運動が多い

※腰を反ったり、捻ったりが多いスポーツをしている(野球・サッカー・バレーボー    ル・バスケットボール・柔道・ラグビーなど)

 

ストレッチ

大腿部後ろ側~お尻
上向きになれない方は、行わないで下さい


頸痛・肩痛

【ストレートネック】

前方向に弯曲しているはずの頚椎が、姿勢の崩れや慢性的な疲労の負荷によって文字通り『まっすぐ』な状態

学生さんにも増えています

症状

※肩こり

※頭痛

※首コリ

※吐き気

※腕や手のシビレ

※めまい等

原因

※不良姿勢

※猫背

※パソコン

※スマートフォン

※1日8時間以上のデスクワーク

※下半身のバランスが悪い

 

リトルリーグショルダー】

少年期の代表的な野球による肩関節障害 (少年野球肩)

特にピッチャーに多くみられ、投球時に肩へ痛みが現れる

骨端軟骨層が閉鎖するまでの8~15歳、成長期の為、完全に骨が出来上がっていないので、軟骨部分が弱く度重なるストレスに負けてしまいます

(レントゲンでは上腕骨近位骨端線の離開が確認されます)

症状

※投球動作時における肩の痛み

※痛みは一定方向のみではなく様々な動きにより現れる

※関節の動きに違和感がある

※柔らかくなっている軟骨組織がずれて腕が短くなる

原因

※無理な体勢やストレスのかかる投球動作

※骨格が出来上がっていない幼少期の子供が無理をする 

※オーバースローをする競技にも見られる傾向にある ( 野球・アメフト・ハンドボール )

 

処置

軽度

※テーピング等使用

※練習、仕事ができるようにします

中等度・重度

特殊治療行い、早期に症状軽減する

※テーピング・包帯等使用

※骨折、脱臼等で検査の必要がある場合は、紹介状をお渡しいたします。

 

ストレッチ

腕~肩甲骨
肘を伸ばして行って下さい

チューブを使ったストレッチ
肩甲骨周辺に効果的!

院長から一言

当院はその場だけ良くても意味がないと考えています
痛みに邪魔されることなく、安心して楽しい毎日が送れるようにすることが、私の仕事だと考えています
残念ながらすべての痛みを改善することはできません
1回で、すべて改善してしまうといったこともできません
それは、バランスを整え、正常な状態を身体に記憶させ、根本から改善していく治療を心がけています
辛い痛み、一緒に良くしていきましょう!!